2021.11.09
園芸部人参部会は11月9日、秋冬ニンジンの出荷本格化を前に、販売査定会を睦岡出荷場で開きました。
部会役員、市場担当者、関係機関職員ら30人が出席し、出荷規格や選別時の注意事項などを確認。部会役員は品質の均一化を図るため、本査定会終了後、地区ごとに査定会を開き、全部会員で情報を共有しました。
今年産は、部会員177人が約130ヘクタールで作付けしています。出荷は12月にピークを迎え、年明け3月までに46万ケース(1ケース10キロ)を見込んでいます。9月下旬以降、好天が続いたことで肥大が進み、品質も良好です。
市場担当者は「主要産地の中でも『さんぶのニンジン』は特に品質が良い。今後も円滑に販売していくために、収穫適期を逃さず出荷を行ってもらいたい」と部会役員に呼び掛けました。
小川昌昭部会長は「部会員全員で栽培管理を徹底するとともに規格をしっかり守り、安定した出荷を行っていこう」と呼び掛けました。
▲選別時の注意点を説明する市場担当者(左)