2023.11.10
緑の風部会「食育ソムリエ倶楽部」は11月10日、地元産米の生米を活用した調理の勉強会を東金市内で開きました。
同倶楽部は、JAの農産物直売店「山武緑の風」に出荷する生産者のうち、食育ソムリエの資格を持つ6人から構成される組織です。
地消地産を通じて消費者に「食」や「農」について理解を深めてもらうため、レシピの作成や料理教室などを行っています(詳細はこちら)。
当日はソムリエ5人と直売店の店長3人が参加し、「どら焼き」と「チヂミ」を調理。
2品とも、水に浸した生米をミキサーにかけて作った生地を使用し、もちもちとした食感に仕上がりました。
自宅にある米で手軽に作れ、小麦粉や卵を使わないのでアレルギーが心配な人も楽しめる料理となりました。
ソムリエの一人は「生米を使った生地は、他の料理にも活用できそう。いずれは直売店で消費者に試食を振る舞ったり、料理教室を開けるよう勉強を続けたい。地元産米の魅力を伝え、米の消費拡大につなげたい」と話しました。
▲生米を使ったどら焼きの生地を焼く食育ソムリエら