2023.11.07
園芸部ニンジン部会は11月7日、秋冬ニンジンの出荷本格化を前に販売査定会をさんぶ支所で開きました。
部会役員、市場担当者、関係機関職員ら35人が出席し、出荷規格や選別時の注意事項などを確認しました。
部会役員は品質の均一化を図るため、査定会終了後、地域ごとに査定会を開き、全部会員で情報を共有しました。
今年産は、部会員156人が123ヘクタール作付けしています。
今年は、栽培初期の夏場に猛暑の影響を受けたり、台風による大雨で株が流亡したりする圃場もありました。
10月以降は天候が安定し生育が順調に進んでおり、12月に出荷のピークを迎える見込みです。
年明け3月までに46万ケース(1ケース10キロ)を8市場へ出荷する計画です。
蕨和人部会長は「今年は、天候に大きく左右され栽培に苦労している部会員が多い。査定会で決まったことを部会員全員で共有し、品質の良いニンジンを出荷していきたい」と話しました。
▲出荷規格を確認する部会役員ら