2021.10.25
水稲部会は10月25日、「令和3年産 米の食味コンクール」の最終審査会を本所で開きました。
最優秀賞に、東金市福岡地区の飯田広一さんが輝きました。
同コンクールは「消費者に喜ばれ、おいしいという感動が生まれる米作り」に向けた生産者の意識高揚と、「さんぶのお米」のイメージアップが目的。
入賞者の施肥設計はコンクール参加者全員で共有し、生産技術の向上に役立てます。
今年度は「コシヒカリ」143点が出品され、1次審査で米成分分析計を用いた品質評価値を測定。
2次審査では千粒重・整粒歩合を審査し、上位6点を選出しました。
最終審査では、山武農業事務所やJA全農ちばの職員、米卸売会社の担当者、同部会役員、JA役職員ら12人が食味官能審査を行い、外観・香り・味・粘り・硬さを評価しました。
審査員の一人は「どれも品質が良く、甲乙付け難い、おいしいお米だった。それぞれの生産者がこだわりを持ち、試行錯誤して作られたお米だと感じた」と講評しました。
最優秀賞=飯田広一(福岡)
優秀賞=三枝正和(正気)、秋本隆男(東金)
優良賞=金杉努(蓮沼)、平山和夫(千代田)、岩佐哲敬(大網)
▲食味官能審査を行う審査員