2023.02.10
緑の風部会「食育ソムリエ倶楽部」は2月10日、山武市内で「生米食パン勉強会」を開きました。日本協同組合連携機構(JCA)の研究員2人を講師に迎え、ソムリエ6人が参加しました。
同倶楽部は、JAが運営する農産物直売店「山武緑の風」に出荷する生産者のうち、食育ソムリエの資格を持つ7人から構成されます。地消地産を通じて、消費者に「食」や「農」について理解を深めてもらうため、収穫体験や料理教室を行っています。
生米食パンは、水に浸した生米をミキサーにかけて生地を作り、発酵させたあと焼き上げるシンプルなレシピ。グルテンフリーなので小麦アレルギーが心配な人でも安心して食べられることが特長です。講師が分量や工程を説明。ソムリエたちは他の具材を入れた場合のアレンジ方法や調理のポイントなどを質問し、理解を深めていました。
ソムリエは「生米からパンができて驚いた。とてもおいしくできて大成功だった。もっと詳しく勉強して、いずれ消費者向けに教室を開催できたらうれしい」と話しました。
講師は「生米食パン作りを通して、米の消費拡大につなげたい。地元産の米を活用したり、楽しみながら作ってもらい、お米の魅力をたくさんの人に伝えてほしい」とソムリエたちに呼びかけました。
▲講師(左)とともにパン生地の状態を確認する食育ソムリエ
▲焼き上がりを確認する食育ソムリエら