2024.01.30
JA山武郡市は1月30日、農業用測定機器などの開発・販売を行う株式会社ケツト科学研究所の視察を受け入れました。同社では韓国の穀物水分計の検定監督機関や検定業務の関連企業の社員らを日本に招き、米の集荷・乾燥・加工・流通現場の視察を行っており、今回の視察もその一環。日本の集出荷システムや共同乾燥施設の仕組みと設備、品質管理方法を学ぼうと、同JAのライスセンターと米の集約倉庫を訪れました。
当日は、韓国産業技術試験院の職員や検定業務の関連企業の社員、ケツト科学研究所の海外営業部門の社員ら10人が視察。芝山町の千代田ライスセンターでは、同JAの職員がJAの米の集出荷業務の仕組みや流れを説明したほか、乾燥機、籾摺機などの設備を案内。横芝光町の米倉庫では、保管方法や温度管理などを説明しました。
視察団の一人は「韓国は籾から精米までを一貫した施設で行っているので、日本では籾から玄米までと、玄米から精米までを別の機関で行っていることなど、違いを知ることができて良かった」と話しました。
▲米の集約倉庫でJA職員から説明を受ける韓国の視察団
