2024.08.02
JA山武郡市緑の風部会「食育ソムリエ倶楽部」は8月2日、東金市内で「夏の思い出作ろう!親子料理教室」を開きました。
同倶楽部は、農産物直売店「山武緑の風」に出荷する生産者のうち、食育ソムリエの資格を持つ6人から構成。
地消地産を通じて消費者に「食」や「農」について理解を深めてもらうため、レシピの作成や料理教室などを行っています。
今回のイベントには、JA管内在住の子どもとその保護者合わせて14人が参加。
講師は同倶楽部の山下富士子さんが務め、他の食育ソムリエとJA職員が参加者のサポート役を務めました。
メニューは米の消費拡大を図ろうと、地元産の米粉を使ったブラマンジェと生米を使ったトルティーヤの2品。具材は地元産の野菜を使用しました。
子どもたちは、ソムリエの指導や保護者の補助を受け、真剣な表情で生地を型に流し入れ、焦げないように注意して焼きました。
料理が出来上がると歓声をあげ、笑顔で試食を楽しみました。
参加した保護者は「子どもが苦手なものをおいしいと言って食べていたのでうれしい。生産者にお米の新しい食べ方を教えてもらえてよかった」と話しました。
同倶楽部は10月4日に、地域の消費者を対象とした栗の収穫体験イベントを開く予定です。
▲食育ソムリエ(左)に教わりながらトルティーヤの生地を焼く参加者