2024.05.20
園芸部は5月20日、生産履歴記帳の重要性を学び、安全・安心な農産物の生産を行うための「生産行程管理者育成研修会」を、本所で開きました。
園芸部員、JA職員合わせて13人が受講し、新たに生産行程管理者となりました。
JA全農ちば営農支援部の職員が講師を務め、参加者は農薬を適正に使用するための注意点のほか、農薬に関わる法律や不適正使用による事故の事例などを学びました。
また、生産行程管理者として経験を積んだ営農部の職員が、農薬登録における作物分類や記帳確認時のチェックポイントなどを説明し、確認のテストを実施。
研修終了後には受講者に修了証を授与しました。
講師は「生産履歴簿を活用して農薬を適正に使用することで、事故を未然に防ぎ、産地の信頼を守ることにつながる。生産者一人一人が食の安全に対する意識を持って取り組んで欲しい」と話しました。
JAは2001年からJA出荷する全ての農産物に対して生産履歴記帳運動に取り組んでおり、生産行程管理者は記帳確認会において記帳内容を確認する役割を担います。
同園芸部は生産行程管理者の育成に積極的に取り組んでいて、今回を含めた育成者は888人にのぼります。
▲講義をするJA全農ちばの職員