2024.05.17
ネギの出荷量が千葉県内JAトップを誇るJA山武郡市管内で、夏ネギの出荷が最盛期を迎えました。
本年産は、3月の低温の影響で一部の圃場で生育にやや遅れが見られましたが、例年並みの良好な品質に仕上がっています。
生産者数は昨年より2人増え、134人が約35ヘクタールで栽培しています。
5月下旬から7月上旬にかけて出荷の最盛期となり、園芸部葱部会では8月下旬までに18万ケース(1ケース5キロ)の出荷を見込んでいます。
同部会は5月17日、本格出荷を前に販売査定会を山武市内で開催。
部会員、市場担当者、関係機関職員ら60人が参加し、販売情勢や販売方策などの情報を共有したほか、出荷規格を確認するため現品査定を行いました。
市場担当者は「千葉県のネギは品質が良く、『さんぶの夏ネギ』を心待ちにしているお客様も多い。選別を徹底し、より高品質なネギを出荷いただき、私たちも最後の1本まで大切に販売していきたい」と話しました。
同部会の桑田健二部会長は「収穫適期を逃さないように気を付け、早めの出荷を心掛けてほしい。これから出荷が進むにつれて暑さも厳しくなるので、体調管理に留意して作業に励もう」と部会員に呼び掛けました。
▲出荷規格を確認する部会員