2024.08.19
JA山武郡市は8月19日、2024年産米の初検査を山武市の成東特産センターのほか、19箇所の検査場で行いました。当日は主食用米と非主食用米合わせて1万1224俵(1俵60キロ)を検査。粒の張りが良く品質良好で、幸先の良いスタートを切りました。
同センターでは初検査に合わせ、JA役員や農産物検査員ら22人が集まり、目揃え会を開催。集荷した「ふさこがね」の整粒歩合、水分量、被害粒の有無などを検査員が確認しました。
今年産は天候に恵まれ生育が順調に進み、平年並みの収量となる見込みです。JAでは主食用米・非主食用米を合わせ約28万2000俵の集荷を計画しており、農産物検査員を6人増員し、総勢56人が検査にあたります。
JA農産物検査員協議会の伊藤和也会長は「今年は例年より生育が早く、防除など栽培管理に苦労する生産者がいた。格付けに悩むこともあると思うが、穀粒判別機を活用したり検査員同士で協力し合い、自信を持って格付けして欲しい」と検査員に呼び掛けました。
JAは今年も水稲部会員を対象に2024年産米の食味コンクールを行います。対象品種は「コシヒカリ」「粒すけ」で、9月2日から9月13日まで募集します(詳しくはこちら)。
▲米の品質を確認する農産物検査員